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WRC Rally Italia Sardegna 2020 Day 1

ラリー・イタリア サルディニアの、競技初日デイ1がサルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれました。

本来は6月に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、8年ぶりに10月の開催となりました。ラリーの中心となるサービスパークは、引き続き島北部のアルゲーロに置かれ、8日(木)の午後には最初の走行セッションとなるシェイクダウンが行なわれました。競技は金曜日の早朝から始まり、サービスパークの東側エリアでデイ1として6本のステージを走行。その合計距離は95.25km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は514.33kmでした。午前中のセクションは、2本のステージをサービスを挟むことなく各2回走行。早朝、サービスを出た時点で装着および搭載していたタイヤのみで、4本のステージを走らなくてはなりませんでした。

この日首位は、ダニ・ソルドとカルロス・デル・バリオ組。3月のラリーメキシコ以来の最初のWRC出場で、4ステージで勝利し、17.4秒で首位になりました。 昨年のサルデーニャラウンドで記憶に残る優勝者であるソルドは、今シーズンの2回目のイベントに問題なくスタートし、砂利道でのヒュンダイi20クーペWRCの可能性を引き出しました。

ソルド「ヒュンダイi20クーペWRCに戻ってきて、昨年からの特別な思い出がたくさんあるこのラリーに戻ってきてうれしいです。 私は一日中本当に競争力を感じていて、いくつかのステージは本当に素晴らしかったです。 私たちは良いタイヤを選びました、そして私たちは勇気づけられる立場にいます。 初日なので、足を地面につけておく必要があります。 残りのラリーもこのように続けていきたい。 誰もが一生懸命にプッシュしていますが、私たちは戦うためにここにいます。」

2位はMSPORTのTeemu Suninen「やっと夜が明けました。何ができるかを証明できたと思います。 その最初の段階で、私はそれが誰にとっても挑戦的なものになるだろうと知っていました、そして私はできるだけ多くの秒を取ろうとしました–それは本当にうまくいきました。 その後、エアロを失い、時間がかかりましたが、それでも夜が明けました。」

End of day one (Friday): 
1 Dani Sordo/Carlos del Barrio (Hyundai i20 Coupe WRC) 1h12m40.9s
2 Teemu Suninen/Jarmo Lehtinen (Ford Fiesta WRC) +17.4s
3 Thierry Neuville/Nicolas Gilsoul (Hyundai i20 Coupe WRC) 35.2s
4 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Toyota Yaris WRC) +36.0s
5 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota Yaris WRC) +51.9s
6 Gus Greensmith/Elliott Edmondson (Ford Fiesta WRC) +1m07.1s
7 Pierre-Louis Loubet/Vincent Landais (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m33.5s
8 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m53.7s
9 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota Yaris WRC) +2m32.3s
10 Oliver Solberg/Aaron Johnston (Škoda Fabia Rally2 evo) +3m01.2s

競技2日目となる10日(土)のデイ2は、サービスパークの東側エリアで6本のSSが行なわれます。デイ1と同様、午前中は2本のステージをサービスを挟むことなく各2回走行。そのうちSS7/9「モンテ・レルノ」は、有名な「ミッキーズ・ジャンプ」を含む、今大会最長22.08kmのステージです。その後40分のサービスを経て、デイ1の午後に走行した2本のステージを再走。6本のSSの合計距離は101.69km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は499.03kmとなっています。