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WRC RALLY MEXICO 2020 DAY1

新型コロナウイルスの影響で、この週末開催中止や延期となったモータースポーツイベントが多い中、WRCラリーメキシコ🇲🇽はスケジュール通り開催されています。

また、日が高くなるにつれ気温も上昇。クルマにとって非常に厳しい1日となり、多くのWRカーがトラブルに見舞われました。

M-SPORTのラッピはSS7のステージエンドでマシンから出火、マシンを安全な場所まで移動させた所で延焼。そのため次のSS8がキャンセルになってしましました。

Ford Escort で参戦したケンブロックもオーバーヒートでストップ。その他には、ソルド、ミケルセンもストップ。

Polo R5で出走しているオリバーソルベルグはオイルサンプガードを破損し、エンジンにトラブルが出てストップ。

そんなサバイバルの様相となった1日を制したのはオジェ。「首位で1日を終え、本当に嬉しく思います。とても良い1日でした。今朝は、タイムは悪くなかったのですが、自信は十分にあるとはいえない状況でした。より快適に走れるようにといろいろなトライをする中で、クルマのセットップを少し変更し、グラベル路面での走行距離を重ねていったことで、午後のステージではフィーリングがかなり良くなりました。明日も長い1日ですが、ベストな出走順を得られたので、そのアドバンテージを最大限に活かしたいと思います」とコメントしています。

1 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Toyota Yaris WRC) 1h23m09.2s
2 Teemu Suninen/Jarmo Lehtinen (Ford Fiesta WRC) +13.2s
3 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota Yaris WRC) +33.2s
4 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 Coupe WRC) +33.4s
5 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota Yaris WRC) +35.7s
6 Gus Greensmith/Elliott Edmondson (Ford Fiesta WRC) +1m16.8s
7 Pontus Tidemand/Patrik Barth (Škoda Fabia R5) +4m16.7s
8 Nikolay Gryazin/Yaroslav Fedorov (Hyundai i20 R5) +5m07.8s
9 Marco Bulacia/Giovanni Bernacchini (Citroën C3 R5) +5m54.3s
10 Emilio Fernández/Ruben Garcia (Škoda Fabia R5) +8m39.8s

明日は、サービスパークを中心に9本のSSが行なわれます。「グアナファティト」、「アルファロ」、「デッラマデロ」という3本のグラベルステージを、日中のサービスを挟んで各2回走行し、続いてレオンのレーシングサーキットで2本のスーパーSSが、1日の最後にはサービスパークの近くで1本のスーパーSSが行われます。9本のSSの合計距離は133.74km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は304.52kmとなります。